今回は『,(カンマ/コンマ)』や『.(ピリオド)』などのポルトガル語で使う記号についてお話。
ポルトガル語で『,』は「Vírgula(ヴィルグラ)」、『.』は「Ponto(ポント)」と発音します。
数字の桁を表したり、小数点、URLを表すことに使いますが、ポルトガル語では日本語とは反対の使い方をすることがあるんです。
目次
ポルトガル語の「,(カンマ/コンマ)」「.(ピリオド)」の使い方
日本語とポルトガル語では数字と一緒に使われる場合のみ『,』と『.』は使い方が反対になります。
「,」の使い方
大きな数字を表すとき、日本語では3桁ごとに『,(カンマ)』を入れて書き、例えば「123,456」は『12万3千456』となります。
ところが、ポルトガル語では123,456は「123テン456」のように「126」の整数と「456」の少数に分けて読まれます。
もちろんポルトガル語の円周率も「3,1415...」です。
「.」の使い方
今度は『.(ピリオド)』の用法です。
日本語では123.456は『123テン456』と整数と少数に分けられます。
ポルトガル語では123.456は「12万3千456」と大きな数字を3桁ごとに区切る使い方になります。
日本語の『,(カンマ)』の用法ですね。
また、『.』の数字以外の用法として「.jp」のようにインターネットのURLにも使われますが、この場合はポルトガル語も日本語と同じ使い方をし、「ポント」と発音されます。
その他の記号のポルトガル語と発音
『,(カンマ)』『.(ピリオド)』以外の主な記号のポルトガル語と発音を一覧表にしました。
記号 | ポルトガル語と発音 | 日本語 |
; | Ponto e vírgula(ポント イ ヴィルグラ) | セミコロン |
: | Dois-pontos(ドイス ポントス) | コロン |
... | Reticências(レチセンシアス) | 三点リーダー |
( ) | Parênteses(パレンテセズ) | 丸かっこ |
– | Travessão(トラヴェサォン) | ハイフン |
" " | Aspas(アスパス) | ダブルクォーテーション |
[ ] | Colchetes(コルシェッチ) | 角かっこ |
@ | Arroba(アホーバ) | アットマーク |
/ | Barra(バーハ) | スラッシュ |
* | Asterisco(アーステリスコ) | アスタリスク |
! | Ponto de Exclamação(ポント ジ エスクラマサォン) | エクスクラメーションマーク |
ポルトガル語でhttps://jpbr.jpを発音
当サイトのURL「https://jpbr.jp」をポルトガル語で発音すると
「アガー テー テー ペー エーシ ドイスポントス バーハ バーハ ジョッタ ペー べー エーヒ ポント ジョッタ ペー」
となります。
今日のワンポイント ポルトガル語講座
ポルトガル語レッスン
『.(ピリオド)』の読み方「Ponto(ポント)」は『場所』や『ポイント』の意味でも使われます。
- Ponto de de ônibus(ポント ジ オニブス)=『バス停』
- Ponto principal(ポント プリンシパウ)=『重要ポイント』
- Entre dois pontos(エントレ ドイス ポントス)=『2点間』
- Em ponto(エィン ポント)=『ちょうど』
Às onze horas em ponto(アス オンジ オーラス エィン ポント)=『11時ちょうど』