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ポルトガル語の年月日の語順
この写真はブラジルの有名なコーヒー「PILÃO(ピラォン)」の賞味期限の表示で「14/11/20」と年月日が記載されてあります。

賞味期限の年月日表記
アメリカ英語の表記に慣れている方だと『2020年14月11日???』
それとも日本語の語順で考えると『2014年11月20日???』なんて思ってしまうかも知れません。
ポルトガル語とイギリス英語は年月日表記が同じ
ポルトガル語では年月日の語順は「日→月→年」となります。
私たちが英語の年月日の語順として「月→日→年」と覚えているのは実はアメリカ英語なんです。
イギリス式の英語ではポルトガル語と同じ年月日の語順で「日→月→年」です。
ブラジル国内ではこの表記で統一されているため、日本で輸入された商品は「日→月→年」の語順になっています。
ですが、海外でも販売されることが前提となっている商品については誤解を招かないためにも西暦も略さず「2020/12/26」といった記載方法が使われることもあります。
写真はブラジル産のクラッカーですが、パッケージの注意書きの一部は英語、ポルトガル語、スペイン語、アラビア語で表記されています。

海外にも輸出される製品には年月日の語順のものも
日本で販売される商品には日本式の年月日ラベルも
日本国内で販売されているブラジルの商品の中には、日本式の年月日ラベルを貼り直してくれているお店もありました。
下の写真は同じ商品なのですが、上面には「08JUN2020」とポルトガル語の語順で『2020年6月8日』とあり、横面には「20 06-08」と印字されたシールが貼ってありました。

ポルトガル語の語順の年月日

日本式の年月日ラベル
今日のワンポイント ポルトガル語講座
ポルトガル語レッスン
写真内にあった「Validade(ヴァリダージ)」は『有効期間、有効期限』を意味する言葉で、ここでは『賞味期限』。
『年』は「ano(アーノ)」、『月』は「mês(メース)」、『日』は「dia」となります。